コロナ、コロナ、コロナ、、、
半年前までコロナといえば、「ちょっと気分の良いお店で飲む、ライムが瓶の口にささったメキシカンビール」でしたよね。
大学生になって初めてコロナビールを飲んだ時、「えっ、ライムをこのまま押し込むの? コップに注がずに瓶のまま飲むの?」とラテンの大胆さにアミーゴ!と驚愕したものです。
そんなコロナで、今や世界中が緊急事態です。
東京在住・大家の私は本日も自宅自粛中ですが、不動産投資家のみなさん、どうお過ごしですか?
観光業や飲食業、娯楽業の大打撃はもとより、その他一般の中小企業も経営縮小、売上減少が基本路線で、多くの会社員へのマイナス影響は長らく続くものと思われます。
そんな中、アパート・マンション経営を本業としている不動産投資家さんの商売道具は「住居」という最強インフラです。
緊急事態宣言で、「お願いだから自宅にいて!」と要請されているその自宅を貸す商売、はっきりいって売上が下がりようがありません。
ただ、この時期、デキる不動産投資家さんは、「あー不動産投資していてよかった〜」とのんびりなんかしていません。
何をしているか?
緊急融資を受けています。
不動産投資は「融資が受けられるか否か」がいつでも最大のネックです。
どんなに割安な物件を見つけても、儲かるチャンスがあると分かっていても、金額が大きな不動産の世界では、融資ナシで大きな儲けをつくることは不可能です。
はっきり言って、今、緊急融資は特殊な状況にあります。
普段であれば、決算書や確定申告書の他、物件資料やら事業計画やらのありとあらゆる資料を揃えて、金融機関様に揉み手でお願いに伺って、「貸してくれるの!?貸してくれないの!?」とやり合うわけですが、今回は違います。
全国的なコロナ緊急事態で、様々な特別融資が登場しています。
もし、不動産投資家であるあなたが、「コロナ融資って生活に困っている人が受けるものでしょ〜(可哀想に、、)、うちは不動産投資が順調だから関係ない話だな〜」などと思っていたら、それは堕落への一歩かもしれません。
先にも言った通り、私の周りのデキる不動産投資家さんたちは皆、こういった緊急融資を見逃しません。ここぞとばかりに動いています。
通常、金融機関は、「雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」が基本姿勢です。
つまり、困っている時に「お金貸すけど?」と金融機関側から言ってくる今の状況は、超特殊な神モードなのです。
(ちなみに、公的機関である信用保証協会がバックアップするなどの措置があるため、金融機関は快くお金を貸してくれるわけですが)
では、不動産投資業に関わるコロナ緊急融資をまとめます。
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[融資]
▼日本政策金融公庫
└セーフティネット貸付
└新型コロナウィルス感染症特別貸付
└新型コロナウイルス対策マル経融資
└危機対応融資
└生活衛生新型コロナウイルスと感染症特別貸付
└衛生環境激変対策特別貸付
▼金融機関
└セーフティネット保証4号、5号
└危機関連保証
▼商工中金
└危機対応融資
▼小規模企業共済
└特例緊急経営安定貸付
[補助金など]
・持続化補助金
・持続化補助金 台風19号、20号、21号
・IT導入補助金
・小学校などの臨時休業に対応する保護者支援金
・持続化給付金
これだけ沢山あれば、有利に活用できる融資や補助金が必ずあるはずです。
セーフティ4号が認定されると、区や市の制度融資への道も開けます。
実際に、セーフティ4号認定+制度融資で、金利ほぼ0%で1000万円近く借入できた不動産投資家さんを何人も知っています。
大阪の有名不動産投資家さんが言ってました。
「晴れの日に傘を買いだめすべき、雨の日に買うのはダサい」
金融機関は、今神モードです。
傘、買いだめのチャンスです!