新型コロナ禍を機に、不動産販売のオンライン化が加速しているらしい。そしてコロナ禍が落ち着きつつある現在も、それが続いているという。
すごい時代やな〜。つくづく、コロナってすごいわ。
そういえば、緊急対策とは言え、電話あるいはネットでの医療診断が可能となって増えてきているというニュースがあった。時代はあちこちで変わってきてるんやね。
ただ、オンライン不動産販売は以前から進められていたようで、大手不動産会社では既に専用ツールなども用意してシステム化されているという。
新型コロナ以前から用意していたのは、将来を見通す力があったといえるが、実際には運用する側の営業マンのほうに抵抗があって理解が得られなかったらしい。おっさんは変化に弱いからな〜。
ところが、新型コロナで外出自粛が広がって背に腹を変えられず、再度オンライン販売を実施したところ、結果が出始めて本格的な採用に踏み切った、と業界新聞にあった。
上の表で、新築では首都圏の5月度でマイナス40%ほどになっている。中古では4月度にマイナス13%ほどや。また、8月度はもっと落ち込んでいるニュースもある。
これだけ落ち込んだら、ネット嫌いなおっさんでも頑張らなあかんわな。
オンライン販売の手順としては、メール連絡の後、専用アプリとID・パスワードで物件紹介から打ち合わせ、そして資金計画の相談を行い現物確認となるらしい。会社によっては、VR(仮想現実)での内覧サービスを用意しているところもある。
国の方でも、時期は未定やが宅地建物取引業法を改定して、売買における重要事項説明や契約書面の電子化を認めていく方針だ。そして、新たにデジタル庁を創設するようやから、意外と早く進むような気がする。
そうなると、不動産売買の対面は物件確認の一度だけ、という時代がくるかもしれんな。
ある日ある家族の光景
子供:パパ、なんのゲームしてんの?
ママ:ゲームなんかせんと洗い物手伝ってよ!
パパ:ちゃうちゃう!家の間取りと動線をチェックしてるんや!かっこええで!
3分後、揃ってバーチャルグラスをした家族がはしゃいでいた。
ママ:それにしてもパパのアバター、男前すぎるんやない?
パパ:お前こそ、そんなスマートやないやろ。
子供:二人共、鏡みたほうがええで、やっぱ、現実を見に行かなあかんわ。
てなことも普通になるかもしれんな。
余談やが、建築確認申請の電子化は既に法制化されており、2014年から実運用が開始されとる。確認済書だけは書面による交付だが、それ以外は電子化されている。
まだ、普及しているとまでは言えんが、国によっては、電子化を義務化しているところもあるから、日本での普及も近いと思う。
おふかなには不動産の個人売買ユーザーが多いと思うが、手始めにYoutubeを利用した内覧動画が、一番手軽でいいような気がする。
色々な不幸を生んでいる新型コロナやが、負けたらあかん!
古い体質を大きく変えるチャンスや!