金消契約3日前に口座が開設できないことが発覚!新設法人の罠とは?
物件購入にあたり新設法人を作ったのですが、その新設法人の口座が開設できずに、危うく購入物件が流れそうになったプチ事件がありました。
苦い思い出ですが、どこかの大家さんのためになればと思い共有いたします。
経緯はこんな感じです。
- 新設法人にノンバンクで融資をうけられることになった。
- 指定の銀行(複数の中から選べる)の中でも比較的緩いと聞いていた、ゆうちょ銀行に申請した。
- 口座開設待ちの間、融資の本審査が通った・
- 金消契約と決済の段取りも決定した。(順調!)
- なんと金消契約の3日前(申請から3週間後)に、総合的判断により口座開設できません!との通知がきた。。
- その他の指定銀行に申請をしていなかったが、売契での決済期限があと2週間を切っており、これから他行で開設申請しても間に合う可能性は低く(審査は通常2週間)、売主さん次第では手付金を捨てて流れる可能性がでてきた。(元々、決済日時をのばしていた案件だったため)
結果的には融資担当者様に神がかりなご協力を頂き、2日間で信託銀行の法人口座を開設することができたため、問題無く決済がすすみました。(泣)
ゆうちょが落ちた理由は不明ですが、嫁に委任状を渡して申請したのがまずかったのかもしれないです。特に最近は反社・詐欺・テロ関連のチェックに厳格らしく、警察からの要請もあって、法人口座(特に新設)は以前より時間がかかると聞きました。
とにかく、最初から指定銀行に複数同時進行で開設申請していれば起こらなった問題でした。
ゆうちょから断られた後、慌ててきらぼし銀行にも申し込みに行き、「それでは2週間後あたりに連絡します」と言われたため、必死に状況を説明し、必要ない書類も見せて、急いでいるアピールしたら、課長登場で、2日で口座開設します、言っていただけました(神!)。
結局は融資担当者からのルートで信託銀行に開設できましたが、死ぬ気でやれば色々な道が開けてくるものだなあとも思いました。
【教訓】
○ゆうちょでも(新設)法人口座が開けない事がある(理由不明!)
○融資本審査の時点で同時に複数の指定口座を申請する必要があった
○ノンバンクでは、法人口座が間に合わなくて決済出来ない事は意外とあるあるらしい(担当によると)
○法人口座が早急に必要な場合は、交渉次第でなんとかなる事もある(決済が流れそうな時は本気でアタックしてみる価値はある)
ちなみに、知り合いの大家さん(複数)に聞いたところ、創業支援をうたっているみずほ銀行は新設法人の口座を開設しやすいようです。
特に、個人でみずほ銀行に口座をもっていると、かなり確実のようですよ。