長く続いた猛暑、現場で働く監督をはじめ職人さんたちのご苦労は察するに余りあります。
うちの旦那は現場監督ですが、今年は何度空調服を洗濯したことか…。
空調服、一見涼しそうに見えますが、猛暑だとぬるい風が出るだけでそんなに涼しくないそうですね。
ないよりはもちろんあった方がいいのでしょうが、ぜひワー〇マンに冷風が出る空調服を開発してもらいたいものです。(もうあるのかもしれませんが)
最近は現場が前にも増して一層忙しくなり、朝は5時出、夜も終電間近に帰宅していた旦那はいよいよ疲れてきたのか、週に1、2日程度は現場近くのホテルに泊まるようになりました。
疲れているのが目に見えて分かるので、心配になって
「時間が空いたら事務所で少し昼寝したら?」というと、
「俺は絶対昼寝はしない!」と断固拒否。
少し寝るだけでもすっきりするんじゃないかと提案しても頑なに拒まれました。
「周りはデスクに座ってうつぶせ寝してるけど俺はあれじゃ寝れない、寝るなら横になりたい」
たしかにあの恰好は熟睡はできないでしょうが、熟睡したらしたで起きられなくなるからうつぶせ寝ぐらいがちょうどいいのではと思うところ。
以前入社したばかりの頃、現場監督の人が事務所の床で寝ている光景を目にしたことがあった私は、
「じゃあ床で寝たら?」と聞いてみると
「それは俺にはできない。俺にとって事務所は仕事場であって寝る場所じゃないから」
とのこと。
旦那は入社以来「昼寝は絶対しない」をモットーに仕事をしてきたそうで、どれだけ疲れていてもそこは譲れないといって話は平行線に終わりました。
現場監督というと昼食を早々に済ませて即昼寝が当たり前と思っていましたが、中にはうちの旦那のようなこだわりを持ってる人もいます。
私も現場事務所にいたころは、所長が2つ並べた長テーブルの上、ほかの人は床にそのまま寝るか寝袋にくるまって寝ている姿を毎日のように見ていました。
中には貯水タンクの上で寝るという忍者のような強者もいて、その日から彼を羨望のまなざしで見るようになったのは今では良い思い出です。
誰でも仕事におけるこだわりってあるものですよね。
ちなみに私のこだわりも「仕事中は昼寝をしない」です。
みなさまのこだわりは何でしょうか。
ただ、どこでも寝れるという武器はぜひとも手に入れたいものです。
疲れていても場所を問わず寝れて休めるなら、仕事の効率を落とすことなくいつでも頭すっきりのフルパワーで臨めますよね。
私もどこでも寝れるよう鍛錬を積んでいきたいと思います。